Mazda3のタイヤをスタッドレス→夏タイヤに交換しました。
去年の納車後、乗り出しから約2ヶ月でスタッドレスに換えてしまったこともあり、足回りも馴染んできたこのタイミングでの交換で感じた印象のちがいを書いてみます。
ちなみに、この車に限らず自分の車でまともにスタッドレスを履いたのは今回が初めて。
「スタッドレスなら当然だろ」みたいな部分もあると思うけど許して。。
Mazda3に履かせた夏タイヤとスタッドレスの銘柄
うちのMazda3には夏タイヤ冬タイヤそれぞれ下記の銘柄のものを履かせています。
タイヤ種類 | 夏タイヤ | スタッドレス |
---|---|---|
メーカー | ブリジストン | ダンロップ |
銘柄 | TURANZA(新車装着) | WINTER MAXX 03 |
サイズ | 215/45R18 | 215/45R18 |
夏タイヤ|ブリジストン TURANZA
夏タイヤはブリジストンのTURANZAを装着。新車装着のものをそのまま履かせています。
2021年モデル以降のSKYACTIVE-Xは、それ以前のTOYOとのランダムから、ブリジストンのみの設定に変更されています。
私のは2022年モデルのSKYACTIVE-XなのでTURANZAを装着。2021年以降から、足回りのセッティングもこのタイヤに合わせこんだワンメイクになっています(おそらくSKYACTIVE-Xのみ)。
ホイールは純正OPのシグネチャースタイルのBBS製鍛造ホイールを装着。
このブリヂストンの夏タイヤ「TURANZA」は、高速運動性能・居住性・静粛性・ウェット性能が高次元でバランスされたタイヤであるとされる一方、実際のスペックを見ると下記の通りで、ウェットグリップ性能や車外騒音値などは別に。。といった数値です。
転がり抵抗係数 | A |
ウェットグリップ性能 | C |
車外騒音 | 72db |
ワンメイクで合わせこんでるとは言われるものの、そもそものタイヤスペックが微妙だったりもするし、使い切ったらMICHELINのPilotSport5とか履かせてみたい。
実はボクスターもRX-8もPilotSport4sを履かせてるMICHELIN大好きマンだったりします。スポーツ性能は然ることながら、静粛性や乗り心地もこの手のタイヤにしてはいいのよね、、ちと高いけど。
スタッドレス|ダンロップ WINTER MAXX 03
スタッドレスはダンロップのWINTER MAXX 03を装着。
自分の用途を考えると冬でも大部分はドライ路面を走るため、ドライ性能を重視して選びました。
ドライ性能で選ぶとMICHELINのX-ICEと2択かな?という感じでしたが、X-ICEはサイズがなかったので選択肢から外れ、実質この一択に。
このタイヤの特徴は、「ナノ凹凸ゴム」と呼ばれるゴム表面に存在する微細な突起部分が、水膜に到達して路面を素早く除水し、グリップ力を高めること。また、新アプローチにより密着までの時間を短縮し、氷上ブレーキ性能が22%、氷上コーナリング性能が11%も向上したとされています。
さらに、パターンノイズが17%低減されていることで静粛性も大幅に改善しています。
ホイールは純正アルミホイールを装着。シグネチャースタイルのBBSホイールを選択しても、こちらは新品の状態でもらうことができるのでスタッドレス用に回しました。
ブラックトーンエディションのため、標準のガンメタではなく、真っ黒に塗装されています。
Mazda3のタイヤをスタッドレス→夏タイヤに交換して感じたこと
Mazda3のタイヤをスタッドレスから夏タイヤに交換した感じたことは主に下記のとおりです。
- 走行性能は夏タイヤの圧勝
- フィーリングは冬のがいいことも…?
- 静粛性は夏タイヤのほうが高い
- 乗り心地は冬タイヤのほうがいい
走行性能はいっぱい語っちゃいそう。。
走行性能とフィーリング
走行性能は当然ながら夏タイヤの圧勝でした。
縦横のグリップや剛性など、少し意識を向ければおそらく誰でもわかるぐらい。
主に感じられるのは「動き出し」「ブレーキング」「コーナリング」のとき。全体としてレスポンスが段違いでした。
動き出し
動き出しはスタッドレスよりもワンテンポ早く立ち上がるような印象。
ブレーキを離した瞬間から前に進む力が感じられ、スタッドレスから乗り換えた直後は少しびっくりするほど。
動き出してからも、アクセル操作に車がどんどんついてくるので楽しいですね。
ブレーキング
こちらもアクセルにリニアについてくる感じ。
ブレーキングについては、スタッドレスだとあからさまに初動でぐにゃっとタイヤがヨレる感覚があり気を使っていたので、本来の安心感を取り戻したような感覚です。
ただ、別のスタッドレス(PIRELLI)からWINTER MAXX 03に換えた友人はWINTER MAXX 03のほうが圧倒的に安心感があると言っていたので、これでもスタッドレスの中ではおそらくいいほうなんだと思います。
コーナリング
コーナリング時は、ステアリング操作に大してシャープに曲がるようになったという表現をしたくなる感じ。
スタッドレスはタイヤが柔らかく動きもスローなので、ステアリング操作→荷重移動→グリップ→曲がるというのを一つ一つ感じながら曲がっていく感覚でした。
一方の夏タイヤは、ステアリングを切った瞬間にすべてが同時に起こり、気づいたらしゅっと曲がっているような感覚。
正直もうちょっと慣れないと、車に何起こってるかがわからないなあ…という感じです。
ステアリングも軽くなり「ステアリングフィールが減った」と言いたくなってしまう部分もあります。これスタッドレスのがフィーリング好きって人も結構いる気がする。。
ただし、走行全体で見ると俊敏に動くようになり、気持ちよさも感じられるので、自分がこの短時間の中でもフィーリングを取れるようになればもっと楽しくなりそうな予感もしています。
ただこれらを振り返ると、もう少しリア中心に足回り沈み込むようなセッティングでもいいのでは…?とも思ってしまいます(簡単なことじゃなさそう)。
この辺って車高調入れたりしたらセッティング次第で改善しないかな…?バランス取るの難しいだろうか…
選択肢も、BLITZ・TEIN・LARGUS・RS-Rの4つぐらいしかなさそうで難しい…。ダウンサス適当に何種類か試してみるのもありかなあ…。
静粛性
静粛性は夏タイヤのほうが上でした。まぁスタッドレスは全体的にロードノイズ大きいものでしょうか。
ただ、夏→スタッドレスにしたときに「うるさ!」ってことはなかったで、そこまで大きくは違わなさそう。
これは夏タイヤにしてはブリヂストンの静粛性が高くないこと、ダンロップはスタッドレスにしては静かというのもあって、結果差が小さいのかなとも思います。
乗り心地
乗り心地はスタッドレスのほうが優秀な印象。
凹凸はステアリングやペダルを通じて届くけど、ボディが揺れるほどの入力にならず受け止めてくれるような感じ。
フィーリングのとりやすさと乗り心地のよさではいいバランスだったように感じます。
他のスタッドレスと比べても、ちゃんと芯はあるというか、ただぶよぶよしてるだけでもないような感じで好印象な気がします。輸入車との相性も良さそう。
まとめ
今回の比較は銘柄の比較というよりも純粋にスタッドレスと夏タイヤの比較に近いところはあったと思いますが、ちゃんと言語化してみるのもおもしろかった気がします。
その中でも、なんとなくWINTER MAXX 03はドライ路面でも静粛性や運動性能も含め割とレベルの高いスタッドレスだったようにも感じます。
あくまで素人の感想レベルの記事でしかないですが、言語化してみることで得られる発見もあるし、また何か書いてみたいところです。
車のこと書くのたのしい〜♪
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